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遊歩道で行く海上アルプス

船越

 昔、このあたりは海峡になっていて、船が通り抜けていたのでこの名があります。もともと青海島は2つの島(青海島、通島)でしたが、風や波のため砂州ができ、今のように陸つづきになったといわれています。
  この広い平地は春のハイキング広場に、夏のキャンプ場、海水浴場、そして舟遊び(ボート)など広く利用されています。



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長浜群洞

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 島のまわりは、波の浸食作用で断崖や洞穴が多く、とくに左側150m先に見える約60 個の洞穴は長浜群洞といいます。岩が白く見えるのは「みさご」という鳥のふんです。みさごは崖の上に巣を作り, 魚などをとって食べます。
  みさごは猛禽類で空中から水面に直下し、両足で魚類の頭をつかみ巣に持ち帰る習性があります。


  ▲長浜群洞の案内板


  ▲この下あたりが長浜群洞


島の植生

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 このあたりは、対馬暖流が北上してくるため、暖地性植物が多く、この付近を北限地とするものもあります。海辺には、春はハマダイコン、夏はハマヒルガオが咲き乱れ、美しいです。またビワのに似たハマビワや、ヒサカキの群生もみられます。
 また、マサキ、ツバキ、トベラなどの群生がみられます。マサキは庭木としてなじみがあり、夏にはうすみどりの小さな花を咲かせます。トベラは常緑のかん木で葉は厚く、夏の初めごろ白い花を咲かせ、よい香りがします。
  遊歩道周辺に咲く草花が目を楽しませてくれます。写真はキキョウ。



瀬叢(せむら)

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 この付近の標高は40mで、眼下にみえる岩礁は岩がたくさんあることから瀬叢と呼んでいます。東山魁夷画伯の手になる皇居宮殿の壁画の岩はここをモデルに描かれたものです。また左手はるかに見える青海島の先端を筍(タケノコ)岩といいます。



碧濤台(へきとうだい)

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 ここは、高松宮殿下が命名された展望台です。日本海の荒波が岩に砕け散る眺めは勇壮です。前方に遠くかすんで見えるのが萩市の見島で、ここから約38kmあります。
  このあたりの断崖にはヒトモトススキが群生しています。秋には小さい穂をつけます。1つの株から多くの葉が出るので1本すすきともいい、またその葉が強く、よく切れるのでシシキリガヤともいいます。高さは2mぐらいになる逞しい海辺の植物です。
  ここの展望台から目に入る奇岩怪礁の姿を「変装行列」と呼んでいます。自然が造った見事な彫刻美です。ここには一生を青海島の真価の宣伝に努力した故橋本勇一氏の胸像が建立されています。


  ▲碧濤台の案内板


  ▲碧濤台の説明板


  ▲碧濤台からの眺めは絶景


   ▲碧濤台から少し歩いたところからの眺め


  ▲象の鼻



中の浦

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 眼下に見える浜一帯を中の浦といいますが、平成元年度後期NHK連続テレビ小説「和っこの金メダル」の舞台となりロケーションが行われたことを記念し、ヒロインの愛称にちなみ「和っこの浦」と呼んでいます。この付近一帯は日本海特有の北風と渦潮に浸食された、たくさんの岩礁が重なり合っています。


  ▲中の浦


  ▲浜から見た象の鼻


  ▲変装行列


  ▲象の鼻から見える遊覧船


十六羅漢

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 沖合に16個の仏像が立っているように見えるところから、このあたりを十六羅漢と呼んでいます。これは中生代の地層を基盤として、幾度の隆起と沈降をくりかえし、侵食されたものです。岩についている海草はカジメ、ホンダワラ、ウミトラノオ、オオバモクなどで、魚のかくれ場所にもなっています。
  右前方に見えるのは萩市の相島と尾島で、ここからそれぞれ約9km、12kmあります。
  この付近の標高は約30m で、ここからの眺めは、遊歩道中で最も優れています。


  ▲説明板

  ▲十六羅漢とカモメ岩

  ▲十六羅漢


静が浦

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  このあたりを静が浦といい、夏は海水浴で賑わいます。浜辺にはフジナデシコ、ツワブキ、ツルナ、ハマドウなどが自生します。岩礁にはダルマギク、タイトコメなど珍しい植物もみられます。特にダルマギクは大陸系植物で地質時代の大陸と日本列島とのつながりを物語る植物として珍重されています。
  この地点から右側に進むと出発地点へもどります。


  ▲静が浦

  ▲静が浦

  ▲静が浦


くわしくは下記ページで。
青海島自然研究路(メモリアルロード)


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